第2話 地球/テキサス・コロニー
地 球

エドワウ・マス
その正体はかつてのサイド3の指導者、ジオン・ズム・ダイクンの息子のキャスバル。地球に逃れてからは、テアボロ・マスの養子となり、たくましく成長、妹のアルテイシア(セイラ)の身を守る。後に身分を隠し、ジオン公国軍のエースパイロット、赤い彗星「シャア・アズナブル」となる。


セイラ・マス
かつてのサイド3の指導者、ジオン・ズム・ダイクンの娘、アルテイシア。兄キャスバルと飼い猫のルシファと地球に逃れた後、テアボロ・マスの養女となり、平穏に暮らしつつも、悲しみの涙を流す人がいなくなることを願う、心優しい少女に成長する。



テアボロ・マス
地球に亡命したジンバ・ラルとは旧知の間柄で、キャスバルとアルテイシアの兄妹を養子として籍に入れ、家族同様の愛情をそそぐ。襲撃事件を契機に、ザビ家への恭順の意を示すべく、ルウムへの移住を決意する。

ジンバ・ラル
ランバの父。ザビ家との政争に敗れ、ダイクンの遺児二人と共に地球へ亡命。テアボロ・マスに匿われるが、ザビ家に対する反攻を画策してアナハイム・エレクトロニクス社のチェルシー副社長と接触して、悲劇を呼び込む。



シュウ・ヤシマ
YASHIMAカンパニーのCEO。ミライの父。ザビ家の暗殺者に急襲された友テアボロの窮地を見かねて見舞いに訪れた。災いを避けるためザビ家への恭順の意を表するように勧め、ルウムのテキサス・コロニー行きを提案する。

ミライ・ヤシマ
シュウ・ヤシマの娘。飛び級でカレッジに進学予定の才媛で、将来の夢は宇宙飛行士。テアボロの見舞いのためアンダルシアへ赴いた父に同行し、テアボロの養子二人の姿を見かける。



テム・レイ
アムロの父。のちに地球連邦軍の機動兵器開発に携わっていく優秀な技術者。ミノフスキー粒子の発見者であるトレノフ・Y・ミノフスキー博士の弟子でもある。

アムロ・レイ
技術者であるテム・レイの息子。マスコット・ロボットのハロを買ってもらうが、空港で箱を開けてしまったために一騒動を起こす。セイラがその姿を目撃する。のちのガンダムのパイロット。


テキサス・コロニー

シャア・アズナブル
サイド5、ルウムのスペースコロニーの一つ、テキサス・コロニーでエドワウ(キャスバル)とセイラ(アルテイシア)が出会う青年。エドワウと同い年で瓜二つの面貌を持つが、瞳の色が違う。特技は馬術。テキサス・ビレッジのチーフマネージャー、ロジェの息子。のびのびと育ち、その楽天的な性格は、時折、地道な生き方の父と対立することもある。のちにジオン自治共和国の士官学校へ進学することになる。


アズナブル夫妻
(ロジェ、ミシェル)
シャアの両親。サイド5、ルウムにあるテキサス・コロニーの住人。ロジェはテキサス・ビレッジのチーフマネージャーを務め、ミシェルと共にセンター・ビレッジでファミリーリーレストランを経営している。